2010年06月15日
藤の紋
この紋は、土佐中村(今の四万十市中心部)を創った一條家を祭る一條神社の紋。藤の花です。
一條家は、庭に「藤遊亭」という藤を愛でる建物を作り、家紋である藤を愛でたという。長曽我部元親に追われ、中村を離れた4代目一條兼定が「植え置きし 庭の藤が枝 心あらば 来ん春ばかり 咲くな匂うな」と大人げない歌を詠んだといいます。その言いつけを守って藤は長く咲かず、1867年に再び咲いたのが一條神社建立のきっかけとなったそうです。
四万十市は、今でもGW中に「藤祭り」を行います。同時に行われる公家行列にも藤の花は欠かせません。土佐中村を離れる際、「藤」にちなんだものを記念品にしよう・・・そう決めて井浦先生にお願いしました。
Posted by So-Sui at 22:00│Comments(0)
│想ヒデ日記
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